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画期的な技術でユーザー目線のおすすめクリアロ、Aspire Nautilus 3 22mm

2022-03-30

画期的な技術でユーザー目線のおすすめクリアロ、Aspire Nautilus 3 22mm

Aspire ( アスパイア )のクリアロマイザー Nautilus ( ノーチラス ) 3 22 Tank を入手しました。

特にリキッド補充やコイル交換の際に扱いやすくなる画期的な技術が採用されているというアトマイザ―ですが、これについて浅く広くレビューしたいと思います。

クリアロマイザー とは

クリアロマイザーを簡単に説明

クリアロマイザーとはいくつかあるVapeアトマイザ―の一種でリキッドタンクを備えたコイル交換式の アトマイザ―です。略して クリアロ とも呼ばれています。

Vapeにおけるアトマイザ―の役目はリキッドを供給しそれを加熱することで蒸気化するものです。補助機能として空気抵抗を調節するエアフロー調整機能があります。

過去記事の FreeMax Onnix の Pod もコイル交換式のリキッドタンクになっていますが、OnnixバッテリーとPodは一対で組み合わせは決まっており、つまりOnnix専用のPodになっているわけです。

クリアロが使える MOD (Vape本体)、簡単には 510コネクタ を備えていて 使用するコイルが要求する電気的な能力が出せること、使えるMODは数多いです。

アトマイザーとMODの接続の多くは510接続規格です。(Pod型Vapeは各社独自仕様)

つまり汎用性があるという事ですが、問題もあります。

アトマイザ―の問題とは

その問題とは単純にアトマイザーがサイズ的にMODに取付が出来るかどうかです。

今回は Eleaf のMOD、iStick Pico 75W で使用するクリアロを選びますが、iStick Pico 75Wに取り付けることが出来るアトマイザ―直径は22mm径という条件があります。

それ以上の径ではバッテリー蓋と干渉してしまい使えません。

アトマイザ―径 22mm 品は様々な製品が販売されていますが、 昨年末に発売開始で新しめの製品 Aspire Nautilus 3 22 Tank をチョイスしました。

VAPEとはフレーバー付きのリキッド(液体)を電気のちからで加熱することで気化させた水蒸気を吸って香りや味覚を楽しむ嗜好品です。
なお、日本国内でのニコチンを含有したリキッドは販売・譲渡は禁じてられています。

Aspire Nautilus 3 22 Tank インプレ ヘッドライン

  • トップキャップ ( TOP CAP )をスライドさせることによりリキッド補充が可能。
  • リキッドホール(補充口)は大きくリチャージ(補充)しやすい。
  • 直径22mmの細身ながら3mlのタンク容量
  • すべてのNautilusシリーズのコイルに対応なので爆煙好きな方だけではなく にこ助な方にも。
  • アトマイザー内のリキッドが残ったままの状態でコイルの交換が可能
  • ボトムエアフローで7段階に調整が可能。
  • 510規格のドリップチップを採用。
  • リキッド味の再現力はNautilusコイルで優秀
  • 付属のOリングはサイズ的にドリップチップのもの(?)と思われ、ボトム部などその他のOリングも付属して欲しいところ。

Aspire Nautilus 3 22 Tank セット

セット外観

購入したNautilus 3 22 Tankのカラーはガンメタ (Gunmetal) です。

Aspire Nautilus 3 22 Tank パッケージ
Aspire Nautilus 3 22 Tank パッケージ

セット内容

最近はガンメタ色ばかり選んでいますが、ブラックに偏ったガンメタです。

個人的にはもう少し淡めのガンメタが好みでした。

Nautilus 3 22 Tankのセット内容は Nautilus 3 22 Tank クリアロマイザー、Nautilus Mesh Coil 0.3Ω (アトマイザーに装着済)、Nautilus Mesh Coil 1.0Ω 、スペアのガラスチューブ、デザインが異なるスペアのドリップチップ、スペアのOリング、ユーザーマニュアルが含まれています。

Aspire Nautilus 3 22 Tank セット内容
Aspire Nautilus 3 22 Tank セット内容

ユーザーマニュアルは英文、仏文対応です。

ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアル

カラーは ブラック、ガンメタ、シルバー の3種類。

今回こちらをチョイス。

【送料無料】 Aspire Nautilus 3 22 アトマイザー 22mm ...

Aspire Nautilus 3 22 Tank

仕様

*ユーザーマニュアルより抜粋

タイプクリアロマイザー
サイズ 高さ / 直径53.5mm / 22mm *高さはドリップチップ含
リキッド容量3ml
使用コイルAspire Nautilus Coil
付属コイル Nautilus Mesh Coil 0.3Ω (23~28W)
付属コイル Nautilus Mesh Coil 1.0Ω (13~15W)
MOD接続端子510
ドリップチップ接続510
タンクチューブガラス製
エアーフロー調整(閉 /) 0.8mm/1mm/1.2mm/1.5mm/2mm/2.5mm/3mm の7段階
その他Top fill (スライド式トップキャップによる)
Press-fit coil instration
Nautilus 3 22 Tank 概略仕様

Aspire Nautilus 3 には 他に 24mm径 の製品があります。(付属のコイル抵抗値が異なります)

構造

洗浄する場合にはバラすことになりますが、一般的なクリアロと同様な構造です。

洗浄は分解して超音波洗浄機の利用が簡単で便利

分解図 Aspire ホームページより
分解図 Aspire ホームページより

iStick Pico 75W との組み合わせ

iStick Pico 75W でのアレンジです。

Pico 75Wに合わせるため選定したので 当然ながらのバッテリー蓋との干渉は無くジャストフィット。

iStick Pico 75Wでのアレンジ
iStick Pico 75Wでのアレンジ

アトマイザ―とMODは ツライチ。

iStick Pico 75Wとのフィッティング
iStick Pico 75Wとのフィッティング

もう一つ付属していたデザインが異なるスペアのドリップチップ。

スペアのドリップチップ
スペアのドリップチップ

おまけ Hotcig RSQ (スコンカー) MOD でのアレンジ

Hotcig RSQ (スコンカー) MOD でのアレンジです。

この武骨なMODにも装着できますがMOD縦サイズがPico 75Wより15mm弱 大きくなるのでスマートではありません。

Hotcig RSQ MODでのアレンジ
Hotcig RSQ MODでのアレンジ
Hotcig RSQ MODとのフィッティング

エアフロー制御

Nautilus 3 22 Tankはボトムエアフローでエアフロー制御、AFC (エアフローコントロール) は AFC Ring 部を可動させることにより、(閉 /) 0.8mm/1mm/1.2mm/1.5mm/2mm/2.5mm/3mm といった7段階の調整を行うことが可能です。

個人的には7段階も調整が必要かとは思いますが、多様な個人の好みへの対応ですのであるに越したことはないでしょう。

下図はAFC全閉時で左方向に回転させるとエアフローホールが現れ、3mm径ホールの位置まで回転させることが出来ます。

逆に右方向の回転は全閉(エアフローホール無し)まで回転させることが出来ます。

AFC Ringの可動はぐらつき無く 重めながら滑らかで使用中に勝手に動いたりすることはありません。

AFC 全閉時
AFC 全閉時

下図は全閉状態からAFC Ringを左方向に1段階稼働させた 0,8mm径 時。

AFC 0.8mm径時
AFC 0.8mm径時

下図はAFC Ringを左方向いっぱいまで稼働させた 3mm径 の全開時。

AFC 全開 3mm径時
AFC 全開 3mm径時

リキッドチャージ

リキッドチャージはトップフィルデザインとなっており、Nautilus 3 22 Tankではトップキャップをスライドさせることによりリキッドチャージホール ( リキッド補充口 )にアクセスできます。

スライドは重めながら滑らかな印象。

リキッドチャージホールは大きく開いていてリキッドチャージはしやすい。

かたく締め付けたトップキャップを取り外してチャージするといったことをしなくてもよいのでこれは大変便利です。

トップキャップのスライド
トップキャップのスライド

新品のコイルを使用時、リキッド補充を行った場合は10分程度の時間を待ちます。
コイル内のコットンにリキッドを湿らせるためです。

コイル交換

コイル交換はボトム部(AFC Ring側)とその上のタンク部を分離して行います。

ボトム部とタンク部の分離
ボトム部とタンク部の分離

コイルは一般的なクリアロ同様にボトム部に固定。

下図は撮影の為でリキッドが入った状態でタンク部をこのように逆さにすると漏れます

コイルはボトム側
コイルはボトム側

プレスフィットコイルチェンジシステム

コイル交換をボトム部とタンク部を分離して行うのであれば他のクリアロと変わりませんが、加えてNautilus 3 22 Tank はコイルを交換したい時にタンクに入った(残った)リキッドを空にすることなく交換が可能なプレスフィットコイルチェンジシステム ( press-fit coil change system )を採用しています。コイルを抜くとシャットオフバルブが閉じてコイルチャンバー内にリキッドが入り込まないため、そこからの液漏れを防いで、そのままコイル交換が出来るというものです。

これも画期的です。

プレスフィットコイルチェンジシステム
プレスフィットコイルチェンジシステム

購入後は

信頼のおけるショップで購入したものですが、いちおう 正品確認 はしておきたいものです。

Aspire の場合は、Aspire 公式ホームページ で確認することが出来ます。

アクセスしたホームページの最下部に VERIFICATION SYSTEM があります。

ASPIRE PRODUCT VERIFICATION SYSTEM
ASPIRE PRODUCT VERIFICATION SYSTEM

Nautilus 3 22 Tank の場合は個装ケース側面に下図のようなシールが貼り付けられていますので "Scratch and Check"の部分をコイン等で軽くこすり取り隠されているナンバー(上段の番号群と下段の番号群を続けて)を前記のページ内の NEW VERIFICATION SYSTEM の方の入力箇所に入力し CHECK ボタンを押します。

正品確認コード
正品確認コード

正品の場合は下図のような文章が確認できます。

正品照合pass
正品照合pass

洗浄は超音波洗浄が速くて楽です

おわりに

Eleaf iStick Pico 75Wは一番最初に購入したMODで、クリアロはスターターキットで付属していた MELO III mini でした。

MELO III miniは現在は使用していませんがリキッド補充やコイル交換で取り外すトップキャップ、ボトムのネジが固くて大変でした。

手締めとは言え 液漏れしないように固く締めるので当然です。

コイル交換はまだしも、MELO III miniのタンク容量は2mlでコイル抵抗も低めでしたのでリキッドの減りが早く、補充頻度は高めで補充の度に手が痛い思いをしました。

当時のそんなことを思い出しました。

その後、BFスコンカーやポッド型など色々使いましたがiStick Pico 75Wを再度使うにあたり、良いクリアロが出ていて良かったです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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