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スマホのお供にお手頃価格でPD対応なモバイルバッテリー、Silicon Power C10QC

2021-12-28

スマホのお供にお手頃価格でPD対応なモバイルバッテリー、Silicon Power C10QC

こんにちわ!

今回、シリコンパワー (SP) 社のお手頃価格のモバイルバッテリーを入手しましたので 浅く広くレビューしたいと思います。

モバイルバッテリー 物色

モバイルバッテリーは既にいくつか所有していますが、手持ちのiPhone(PD対応)専用に使いたいだけなので仕様としては高望みしませんが下記のような条件で物色しました。

  • USB-PD対応で 出力は 20W 程度があればよい。
  • 使い方に小回りを利かせたいのでバッテリー容量は10000mAh程度で。
    (公称10000mAhであれば実効値は6500mAh程度)
  • コンパクト で 軽い 方がよい。
  • 価格を抑えたい。
  • 家族含めて他人が使うことも考えて QC なども使えれば。

USB-PD とは USB Power Delivery 、 QC3.0 とは Qualcomm Quick Charge 3.0 と略。 ノートパソコン、タブレット、スマートフォンのようなデジタル製品におけるバッテリー充電規格です。

シリコンパワー C10QC モバイルバッテリー

先のような選定条件により調達したのが シリコンパワー C10QC モバイルバッテリー です。

バッテリー容量は10000mAhで出力20W、USB-PDのみではなくQC3.0にも対応しているので、出力ワットの範囲内でAndroid ( アンドロイド ) 機種 にも使えます。

価格もお手頃。

シリコンパワー C10QC 外装
シリコンパワー C10QC 外装

今回こちらをチョイス。

シリコンパワー モバイルバッテリー 軽量 10000mAh 急速充電 PD/QC3.0 20W

セット内容

シリコンパワー C10QC のセット内容は C10QC 本体 、 USB-A to USB-C 充電用ケーブル 、 USB-C to USB-C 充電用ケーブル、ユーザーマニュアル(説明書、含保証書)。

ご丁寧に充電ケーブル 2本、付属してもらってありがとうございます的な感じです。

iPhoneでご使用の場合が、別途ライトニングケーブルをご用意下さい。後述

シリコンパワー C10QC セット内容物
シリコンパワー C10QC セット内容物

ユーザーマニュアル(説明書、含保証書) は 使用方法 の部分のみ日本語含めた多言語対応。基本は台湾で使われる英語・繁体字ベースですが正直、見なくても理解できる内容です。

ユーザーマニュアル(説明書、含保証書)
ユーザーマニュアル(説明書、含保証書)

C10QC 本体

筐体はプラスチック製で表面はザラザラ感の加工が施してあり指紋やキズを目立ちにくくしているものと思われます。

本体サイズ(仕様)は 縦 90.5mm / 横 62.0mm / 厚 22.2mm 。重量(仕様)は184g程度。

本体前面の上部に4段階の残量表示をおこなうバッテリーインジケータLEDを配置、下部にはシリコンパワーのロゴ。

C10QC本体 前面
C10QC本体 前面

本体背面は非常に見難い銘板

C10QC本体 背面
C10QC本体 背面

非常に見難い銘板 の下部には 非常に見難い PSEマーク があります。

C10QC本体 背面 PSEマーク
C10QC本体 背面 PSEマーク

本体側面には使用頻度は低いと思いますがON/OFFボタン。 本体側面反対側には何もありません。

C10QC本体 側面
C10QC本体 側面

本体上面にはインターフェースがあり、USB-A 出力ポート 2ポート、MicroUSB 入力ポート 1ポート、USB Type-C 入出力ポート 1ポート を装備。

C10QC本体 上面
C10QC本体 上面

C10QC スペック

C10QC本体サイズ (シリコンパワー ホームページより)
C10QC本体サイズ (シリコンパワー ホームページより)

※シリコンパワーHP、ユーザーマニュアルより抜粋

容量10000mAh (37Wh / 3.7V)
サイズ 高さ / 幅 / 厚90.5 x 62.0 x 22.2 mm
ウェイト184g ±15g
材質(筐体)プラスチック
カラーブラック 黒 / ホワイト 白
バッテリーLi-Polymer (リチウムポリマー)
I/F 入力Micro USB : 5V/2A , 9V/2A Type C : 5V/2.5A , 9V/2A
I/F 出力USB1 (QC3.0対応) : DC 5V/2A , 9V/2A , 12V/1.5A
USB2 (QC3.0対応) : DC 5V/2A , 9V/2A / 12V/1.5A
Type-C (USB-PD対応) : DC 5V/2A, 9V/2.2A / 12V/1.6A

USB1+USB2+Type-C : DC 5V/3A(MAX)
動作温度10°C - 45°C
保護機能入力高電圧保護、出力高電圧保護、入力電流保護、出力電流保護、自動電流調整、入力短絡保護、出力短絡保護、デバイス過充電保護、逆充電保護、入力電流調整、静電気抵抗 、耐火ガード (以上、Silicon Power では smart SHIELD と称す)
充電目安時間6時間 (5V) / 3.5時間 (9V)
安規CE / FCC / RoHS / BSMI / PSE / EAC / WEEE / RCM
NOTE高速充電モードでの使用は付属充電ケーブル或いは3A対応の充電ケーブルを使用の事

使い方

充電用ケーブル

C10QCにはあらかじめ USB-A to USB-C 充電用ケーブル 、 USB-C to USB-C 充電用ケーブル が付属しています。ケーブル長も適度な長さで扱いやすい。

Android

Android機種の方は充電したい端末の充電端子がUSB-Cの場合

  • USB-PD充電規格対応の場合は付属の USB-C to USB-C 充電用ケーブルを利用で高速充電。なお付属の USB-A to USB-C 充電用ケーブルも利用することは可能で端末がQC3.0も併せて対応する場合はQC3.0での高速充電。
  • USB-PD充電規格対応でない場合は付属の USB-A to USB-C 充電用ケーブルを利用。端末がQC3.0に対応する場合はQC3.0での高速充電。

Android機種の方は充電したい端末の充電端子がMicroUSBの場合

  • USB-A to MicroUSB 充電用ケーブルを別途用意の上で利用(通常充電)

iPhone

iPhone機種の方は

  • iPhone8、iPhone8以降の場合は USB-C to Lightning 充電用ケーブルを別途用意の上で利用することで高速充電
  • iPhone8以前の場合は USB-A to Lightning 充電用ケーブルを別途用意の上で利用。(通常充電)
    iPhone8、iPhone8以降の場合で USB-A to Lightning 充電用ケーブルを使用した場合は通常充電で利用可能。

使い方:機器への充電

使い方はいたって簡単。

C10QCのバッテリー残量が十分な状態で、C10QCと充電したい機器とを充電用ケーブルで接続するだけで充電が開始されます(プラグ&チャージ)、または接続後にON/OFFボタンを押しますと同様に充電が開始されます。

機器への充電が完了しますと一定時間後に自動オフ ( オートパワーオフ )します。

使い方:C10QCへの充電

C10QCへの充電はI/F(インターフェイス)の入力側、 Micro USB 或いは USB Type C に 充電用ケーブルを介して(例えばスマホ)充電器で充電します。

C10QCへの充電中はバッテリーインジケータLEDが充電残量に応じて点灯します。

バッテリーインジケータ について

本体前面にはバッテリー残量を示すインジケータLEDがあります。

光源が若干奥まっている位置にあるせいかクッキリ度に若干不満はあるものの実用上が問題ないでしょう。

C10QC LEDインジケーター
C10QC LEDインジケーター

充電残量表示の目安

バッテリー残量>25%>50%>75%100%
LED表示●●●●●●●●●

高速充電時のLED表示

USB PD / QC3.0 での高速充電中はLEDの一部が緑色に光ります。 USB PD / QC3.0 充電中、高速充電から通常充電への切り替わり時はその部分は白色に変化します。

C10QC PD/QC高速充電中 LEDインジケーター表示
C10QC PD/QC高速充電中 LEDインジケーター表示

その他

サイズ感

所有しているモバイルバッテリーの内、バッテリー容量10000mAh級 製品のサイズ感比較です。

左からcheero Power Plus3 13400mAh のPDもQCも無し 、 CIO 10000mAh の PD/QC3.0/Qi対応 、 Silicon Power C10QC。

C10QCは平面サイズが最も小型で軽量 (他は左から245g,230g)。

各モバイルバッテリー サイズ感比較
各モバイルバッテリー サイズ感比較

モバイルバッテリーはこれ以外にも様々な仕様の商品が販売されていますのでご覧下さい!

おわりに

バッテリー容量が大きいほど再充電に時間がかかったりして使うときの回転率がいまいちだったりしたので大容量では無く5000mAh程度の比較的小容量製品の普段使いがちょうどよかった感じでした。

スマホのバッテリー容量も徐々に大容量化が進んでいて、最近は10000mAhの製品の方も手頃な価格で手に入るようになっており、モバイルバッテリー側のチャージも時間短縮出来るようなので主役をこの程度の容量のモバイルバッテリーに移そうかと考えました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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