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ネックスピーカー、特徴を理解して使えば利便性向上!

2021-02-27

ネックスピーカー、特徴を理解して使えば利便性向上!

以前からウエラブル ネックスピーカーってどうなの?ってなことを思ってたりしたのですが、既に毎日愛用しているBluetooth(BT)イヤフォンがあるので、物欲もいまいち湧いてこないし。。。

たまたまシャープのアクオスサウンドパートナー(AQUOS SOUND PARTNER) AN-SS1というモデルが新品で手に入ったので、これでメリットやデメリットなんかについてみていきたいと思います。

SHARP AQUOS サウンドパートナー AN-SS1
SHARP AQUOS サウンドパートナー AN-SS1

2018年11月発売の旧モデルですがネックスピーカーという製品がどのような感じかはわかるのではないかと思います。

ウエラブル ネックスピーカー とは

ウエラブル ネックスピーカーとはその名の通り、首周りに配置してイヤホンやヘッドフォンのように耳をふさがなくても、耳元で音声や音楽が聴けるという製品です。

ちなみに”ウェアラブル(Wearable) ○○”とは身体に着けられるという意味を持っていて身体や衣服などに装着可能なガジェットのこと。

結論

結論としては、

特徴を理解して使えば、日常生活において便利に使える

といった感じです。

ウエラブル ネックスピーカー の特徴

使ってみてわかる特徴

  • 首周りに配置して音声・音楽が聴ける小型スピーカー
  • 音声・音声が聴ける上、周囲の音も聞こえる
  • スピーカーのネーミングから多少の音は漏れます
  • 音質は良くない(かも)
  • 収納性は発展途上

音質についてはAN-SS1を使用した際に感じた意見なので他メーカーや他モデル、最新モデルを使用した場合、或いはAN-SS1についても他の方との感じ方は異なる点、予めご留意ください。

音漏れ は

デザインを見るからに耳を塞がないし、音漏れしないのか非常に気になる点でした。

そこは自身がスピーカーと名乗るだけあって音漏れはします。(スピーカーですので音漏れという表現はおかしいですね)

ただ耳の近くにスピーカーがあることになるので音量は比較的小さめで済みます。音量出力が小さいほど、当然周囲には音漏れは少なくなります。

SHARPのAN-SS1の場合、こころ持ちスピーカーが内側、自分方向に向いていて耳側に向けて音を出力する感じです。その上、周囲の音も問題なく聞こえます。

手で持たなくてよくて、左右の聞き耳の近くにそれぞれ専用の小型スピーカーが配置できると理解できます。

両手が使える周囲の音が聞こえる、これは使い勝手としては良いと思います

一方で電車に乗車中は騒音なんかで音量上げ気味にする必要はあるでしょうし、たまたまエレベーターに乗れば、静かすぎて周りの人に聞こえたりで、こういう場合は少しつらいかもしれません。

音質 は

SHARPのAN-SS1の場合で私が感じた感想ですが、お世辞にも音質は良いとは思えません。音は良く聞こえるんですけどね。。。でも低音が薄くてペラペラで。。。サラウンドやドルビーなんかの臨場感や重低音となると辛いです。

ここは他モデル、最新モデルでは改善を進められているかもしれません。

音質を追及するタイプでは無く、利便性使い勝手をするということかもかもしれません。

周囲音 は

イヤフォン、ヘッドフォンを使っていると周囲の状況がわかりづらく、人に話しかけられても気付かなかったり、危険を察知するのが遅れたり、出来なかったりと言ったことがあります。

ネックスピーカーは耳をふさいでいないので当然ですが、周囲の音は余裕で聞こえます。

ふつうに人と会話することや周囲の状況を認識することが可能です。

イヤフォン、ヘッドフォンには外音取り込みが出来る製品がありますが、周りの音や話し声が聞こえているとは言え、装着している状態はあまり好ましくないシーンもあるでしょう。

デザイン は

ウエラブル、身に着けるデバイスなので スタイリッシュ、軽いことは必須。

使わないときはバッグに放り込むことになると思いますので、折りたためてコンパクトになれば使い勝手が良いかもしれません。

SHARPのAN-SS1の場合、88gと軽量ですので首輪のように着けていても、何も無いに等しく肩こりに対しても大丈夫な感じはしますが、ちょっとゴツく感じます。(サイズ面では逆に着けていることを忘れないことは良い面でもあります)
電源OFF中に着けていることを忘れていて、追加でBTイヤホンを耳には装着したことがありました。

いずれにせよかさばるので収納性はまだ発展途上。

使用シーン

車内での使用

車内でよくユーチューブや音楽を聴きます。

スマホの音楽をBluetooth経由でカーオーディオと接続し車のスピーカーから聴きますが、結構、カーオーディオって能力が高くて、臨場感抜群で非常に良いのですが、外部(車外)への音漏れが気になります。ユーチューブの再生志向がわかってしまうことや懐かしい音楽を聴いていると恥ずかしい感じが。。。しませんか?

逆に周りが騒々しいときも、また音量を上げて、そして音漏れ増えて。。。負のスパイラルですね。

じゃあヘッドフォンで、という選択ですが、周囲の音が聞こえないと危険運転、駐車中ならまだしも運転中では安全運転義務違反なる違反に抵触する恐れがありますし、交通事故の原因にもつながりかねないので、両耳を塞ぐヘッドフォンはNG。

ネックスピーカーであれば音量控えめにすることが可能なため、車外への音漏れは緩和できるでしょうし、周囲の音も問題なく聞こえます。

※自動車運転中での使用を推奨するものではありません。

テレビと接続

シャープのAN-SS1はテレビと接続出来て、そのTV音声をネックスピーカー側に飛ばす機能があります。

AN-SS1にはトングル(いわゆる送信機)が付属していて、TVのUSB端子、音声出力端子とトングルを接続、トングルとAN-SS1をペアリングするだけで簡単に使えます。

AN-SS1に付属するトングル
AN-SS1に付属するトングル

少し遠くに離れた場所で視聴していても音声が聞けるということですね。

少し聴覚が弱くなられたお年寄りにも良いかもしれません。

ちなみにこのトングル、AN-SS1専用になっていて他のBTヘッドホンでは使えません。

あとは。。。

在宅勤務(テレワーク)なんかではたまに家族から呼ばれたりすることもあるでしょうが無視せずに済みますし、来客時の玄関チャイムにも反応できます。またご家庭で、家事や庭掃除など”ながら仕事”をしている場合にも良いのではないでしょうか。

おわりに

ウエラブル ネックスピーカーについては、ヘッドフォンの発展形として、

  • 音漏れせずに
  • 臨場感あふれるサウンド
  • 且つ周辺音も聞こえ
  • 両手が空く

といった、良いとこ取りのイメージをもってましたが、

製品が持つ特徴を理解して、活用するシーンを考えて使うことが大切ですね。

まだまだ発展途上、最適化途上のガジェット。全て両立出来るか、期待というところでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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