こんにちわ!
通院などの機会でその領収証などはステープラー(ホッチキス)で閉じて保管しているのですが、用済みになって捨てる時にいちいち外してから廃棄するのが非常に面倒です。
そういったときに重宝しそうな針なしステープラー。
購入後、手軽で便利に使えていますので、その仕組みを交えてレビューしたいと思います、おすすめです。
針なしステープラーとは?
普段に日常的に使用しているステープラー。
消耗品として ステープラー(ホッチキス)の針 が必要です。
この 針 を使わないステープラーです。
インプレ ヘッドライン
- 消耗品(ステープラー針)が不要で手軽
- ステープラー針は要らないので書類の廃棄時に分別処理は不要。
- 針を使用するステープラーに比べて紙綴じ保持能力は劣るが保管用や用が済めば廃棄することが決まっているような資料にはよさそう。
- 一般的な針なしステープラーを利用すると紙に穴を開けてしまうのでそれでも構わない書類に使用する方が良い。
- 紙同士を綴じる仕組み的に "コシの無い材質"、"厚い材質"、あまりの多枚数には向かないと思う。
針を使用するステープラーにおいても用途に応じたステープラーを使う必要があります。
針なしステープラー 調達
病院関係の領収書を綴じたいということで5,6枚の普通紙を綴じれば十分ということで コクヨ (KOKUYO) Harinacs コンパクトα SLN-MSH305Bを選択しました。
正直、かなりの安価、使ってみて値ごろ感良かったです。
同モデルは青色の他に ダークネイビー/白/ピンク/緑 5色のバリエーションがあります。
今回はこちらで購入しました。
コクヨ Harinacs コンパクトα (SLN-MSH305)
コクヨ Harinacs コンパクトα (SLN-MSH305)
手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズです。
一応、レバーにはストラップ取付用の穴が設けられています。
透明のフタが付いていますが綴じ位置確認用の窓のようです。この窓は開くことが出来て紙くずが生じた場合に取り出すことが可能。
使い方は綴じたい紙を本体のスリット(隙間)に奥まで挿入してから、レバーをゆっくりと最後まで閉じ、その後レバーを離しゆっくり引き抜くだけ。
この間に何が行われているかは後述します。
綴じたい紙を挿入する本体のスリット部分の隙間は0.5mmくらいでしょうか。
仕上がり具合について
薄めのメモ用紙(2枚)を綴じた仕上がり具合です。
紙を矢印のような形状に抜いて、折り返し、同じく別にカットされたスリットに矢印の先端が入り込むといった感じに仕上がります。
矢印の一部がスリット部に引っかかって紙同士が外れにくいのが コクヨ製 の特徴のようです。
次にコピー用紙PPC(普通紙5枚)を綴じた仕上がり具合です。
紙質、繊維の影響などによって型抜きの仕上がりは雑(ギザギザ)にはなりますが、紙同士の保持具合は大丈夫なようです。
一般的な針なしステープラーは前記の通り、 紙を型抜きして、折り返し、同じく別にカットされたスリットに型抜きした先端が入り込む仕組みとなっていますが、対象となる紙が厚い、綴じる紙が多い、新聞やフィルムなどコシが無い と 折り返しにくくなる、スリットに入らなくなる、スリットがら抜けやすい ことになるのではないかと思われます。
なお、 コクヨ Harinacs コンパクトα (SLN-MSH305) の綴じ穴部分の仕様は下図のようになっています。
綴じる仕組み
コクヨ Harinacs コンパクトα (SLN-MSH305) の 紙同士を綴じる仕組みです。
紙を矢印状の形状に抜く、また、スリットを作る型抜き用の刃が各1枚、紙を折り返してスリットに挿入するパーツが1つある構造のようです。
対象とする紙をセットしてレバーを握りますと上図の各型抜き刃がまず上方向に出てきて、矢印形状(一部は繋がったまま)に紙を抜き、別にスリットを切っています。
更にレバーを最後まで握りますと折返し用の樹脂パーツが上方向に出てきてレバー方向に傾き、紙を折返して同時に型抜きされた紙の先端をスリット部へと挿入します。
こういった仕組みで紙同士を綴じるようですが、上手く出来ていますね。
綴じたい紙が厚い、多いと型抜き刃で切れません(穴が開かない)し、折返しも出来ないのでステープラーを長もちさせるためにはこの辺りの気遣いが必要かと思います。
おわりに
私は普通紙領収書を数枚ずつ綴じるだけの用途なので今回の製品を選びましたが、 綴じる紙数による違い、コンパクト、ハンディー、卓上といったサイズによる違い、メーカー(ほかにプラス < PLUS >など) の違いにより色々な製品が販売されています。
(針ありの)普通のステープラーほど同等の保持力はありませんが、用途が合えば、手軽に使えるツールであることは間違いなさそうです。
下にリンクを設けていますので一度見てみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
針なし ステープラーは 今回ご紹介した製品以外にも おなじみのECサイトでいろいろ販売中です。